制御方式・排気モードを試験目的に応じて選択可能
本製品は従来行われてきた数々の試験条件との相関性を重視、2種類の制御方式[飽和・不飽和]、3タイプの排気モード[湿度維持徐冷モード・保湿冷却モード・急速排気モード]で試験目的に応じて運用できます。
3種類の運転モード
定置運転モード及び最大150パターン内でTOTAL1500ステップの登録が可能なプログラム運転モードに加え、クリーニング運転モードを装備。
カラータッチパネル
各種ボタン操作、数値やグラフ及び、警報メッセージの表示など全てが集約された新型カラータッチパネル搭載。
専用アプリで遠隔操作可能
専用アプリによる外部端末からの操作を実現。設置場所、導入台数といった条件に縛られず、監視・調整・操作が可能です。
チャンバーへのこだわり
・優れた性能を発揮、二槽式構造
試験槽と蒸気発生槽がそれぞれ独立した二槽式構造を採用。一槽式構造と比べ、試験槽(乾球)の有効エリアを最大限に活用しつつ、蒸気発生槽(湿球)との間で及ぼし合う温度影響が少なく、より安定した試験評価が実現可能です。また、各槽は強度、温度分布に信頼性のある丸型チャンバーを使用しています。
・汚れに強いチャンバー
チャンバーに平滑化と光沢を与える電解研磨処理を施したステンレスSUS316Lを使用。耐食性の向上、汚れの付着防止、除去洗浄性に優れ、槽内汚染の影響を最小限に抑えます。
安全性と機能性を両立
・電動クランプ方式の扉ロック
扉のロックは強固な安全性能を誇る電動クランプ方式を採用。開閉はボタン一つで簡単に操作できます。また、インターロック機構、開閉確認機構などの安全装置も装備。
試料を載せる試料台(トレイ)は扉を手前に引く事で槽内から外部へ引き出すスライド方式。試験終了後の高温の槽内に手を入れる事なく、安全かつ容易に試料の出し入れができます。