多く戴きましたご要望にお応えし、カクハンターシリーズに従来ラインナップの「1100mL容器×2個掛け」と「7000mL容器×2個掛け」との中間に位置するモデルが登場しました。
小規模生産から量産までを可能にする
4000mL容器×2個掛け、最大10kg処理(容器重量含む)のカクハンターです。
多くの特長を有する本機ですが、その中から特にお伝えしたいポイントをご紹介いたします。
【その1】容量・処理量
4000mL容器×2個掛け
最大10㎏処理 (容器重量含む、2個掛けの合計)
「標準(大気圧)」と「真空(減圧機能付き)」のモデル選択が可能
【その2】SK-4000TV 独自機能
◆◆ 業界初 ◆◆
容器それぞれで、真空圧の設定が可能に!
【その3】『カクハンター』 固有機能
公自転セパレートコントロールシステムを搭載
公自転速度比はパワフルな公転:自転=1:1を実現
自転ゼロ(公転のみ)での運転も可能
【その4】効率/安全性
容器のセット、取り出しが、よりスムーズに!
【その5】液晶タッチパネルを採用
運転条件の入力が、より簡単に!
公転・自転回転数の推移を、パネル上にグラフ表示
【その6】特注・改造
お客様の設備基準に応じた特注、改造
運転データログのダウンロード機能 等柔軟に対応致します!
【特長:その1】容量・処理量
4000mL容器×2個掛けのモデルです!
最大10kg(容器重量含む、2個掛けの合計)を処理できます。
標準(大気圧)モデルと真空(減圧機能付き)モデルの2機種をご用意しました。
容器ごとに真空圧を設定することが可能なので、容器毎で違った真空圧の設定や、真空・大気圧でのご使用など、アイデア次第で幅広くお使い頂けます!!
<真空圧個別設定のメリット>
減圧設定の条件出しを、従来の2倍の効率で行うことが可能です。
無駄な減圧をすることが無くなり、バキュームポンプへの負荷を軽減できます。
ダミーのウエイトとして水を充填できるようになりました。
本装置は容器2個掛けで、1個掛けで使用する場合はバランスを取るため、片方にダミー(ウエイト)をセットします。大気圧型では、取り扱いが簡単な水を充填したダミーが多く用いられていますが、従来の真空機能付きモデルでは、両方の容器が一様に減圧されるため、水を充填したダミーは水が気化してしまうため使えませんでした。
4000TVでは、ダミー側を大気圧で運転することが可能となり、水を入れたダミーを使用出来るようになりました。